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点数計算の方法
このページでは実際に麻雀の点数計算をする方法を説明します。
最初に、麻雀には基本点、場の点数というのがあります。
基本点は親と子で違います
基本点
親は2×3の6
子は2×2の4
と、決まっています。
場の点数
これは場に最初から2飜あるという決まりです。
実際の役としては数えませんが、点数計算では重要になってきます。
たまに昔から麻雀をしている人が役を数える時に、メン タン ピン デンデン(バンバン)等、実際より多く数えたりします。
これは、場の2飜も一緒に数えているわけです。
点数計算式
そしてこれらに今まで覚えてきた役(飜数)と符を掛け算します、実際の計算式は次のようになっています。
子の場合
符点数×2×2×2×2×(飜数の数だけ2をかける)
親の場合
符点数×2×3×2×2×(飜数の数だけ2をかける)
これが計算式になります。
これだけだとわかり難いので実際の例として3飜30符で計算してみます。
子の場合
30(符数) × 2×2(基本点) × 2×2(場の2飜) × 2×2×2(役の3飜) =3840
親の場合
30(符数) × 2×3(基本点) × 2×2(場の2飜) × 2×2×2(役の3飜) =5760
こうなります。実際は10の位は点棒が100点からなので切り上げます。
なので、実戦での3飜30符の点数は、子3900点、親5800点となります。
公式を短くまとめると
子の場合
符数×16×飜数分だけ2をかける
親の場合
符数×24×飜数分だけ2をかける
と、こうなります。
これだけ覚えれば点数計算は出来ます。
ですが、実際に麻雀をする際、毎回計算して点数を出していてはとても時間がかかってしまいます。
そこで、ある程度までの点数を覚えてしまいましょう!
点数全部覚えるとか無理!って思うかもしれませんが。実際にはそこまで多くを覚える必要はありません。
何故かというと麻雀の点数は5飜以上になると符に関係なく点数が決まっているので、4飜までの点数を覚えればそれで大半はクリアしたことになるからです。
飜数 | 呼び方 | 子の点数 | 親の点数 |
---|---|---|---|
5飜 | 満貫(マンガン) | 8000点 | 12000点 |
6〜7飜 | 跳満貫(ハネマン) | 12000点 | 18000点 |
8〜10飜 | 倍満貫(バイマン) | 16000点 | 24000点 |
11〜12飜 | 三倍満貫(サンバイマン) | 24000点 | 36000点 |
13飜以上 | 役満貫(ヤクマン) | 32000点 | 48000点 |
上が5飜以上の点数表です。点数のキリもいいので覚えやすいと思います。
4飜以下の点数表は下になります。
子の点数表 | ||||
---|---|---|---|---|
符 | 1飜 | 2飜 | 3飜 | 4飜 |
20 |
|
1300 | 2600 | 5200 |
22〜30 | 1000 | 2000 | 3900 | 7700 |
32〜40 | 1300 | 2600 | 5200 | 8000 |
42〜50 | 1600 | 3200 | 6400 | 8000 |
52〜60 | 2000 | 3900 | 7700 | 8000 |
62〜70 | 2300 | 4500 | 8000 | 8000 |
親の点数表 | ||||
---|---|---|---|---|
符 | 1飜 | 2飜 | 3飜 | 4飜 |
20 |
|
2000 | 3900 | 7700 |
22〜30 | 1500 | 2900 | 5800 | 11600 |
32〜40 | 2000 | 3900 | 7700 | 12000 |
42〜50 | 2400 | 4800 | 9600 | 12000 |
52〜60 | 2900 | 5800 | 11600 | 12000 |
62〜70 | 3400 | 7700 | 12000 | 12000 |
もっと上の符数もありますが、これくらい覚えておけばほとんどカバーできると思います。
60符とかそうそう出ません。もし出てもそのときだけ計算式を使って計算すればいいわけです。
表を全部覚えるのが無理なら緑の部分だけでも覚えれば役立つと思います。
ちなみに表は、ロン上がり時の点数となってます。
子のツモの場合は上の点数の半分を親が支払い、子が4分の1ずつ支払います。
例えば子が2飜30符をツモあがりした場合には、親が1000点、子が500点ずつ支払います。
親がツモあがりした場合には子が3分の1ずつ支払います。